摂津でもダメ ホークス北九州5連敗

2014年05月10日 10時58分

摂津は5回を4失点。勝敗はつかなかった

<ソフトバンク4-6西武(9日)>地元だけど鬼門――。ソフトバンクは9日の西武戦(北九州)に4―6で敗れた。エース・摂津が今季最多の7安打を浴びて5回4失点で降板する苦しい展開。打線は前回登板でも抑えられていたノーヒッター・岸を攻略したが、同点の9回に4番手・千賀が救援に失敗。チームの連勝は4で止まり、北九州での戦績は引き分けを挟んで5連敗となった。

 

 先発の摂津にとって悔しいマウンドとなった。試合前の時点で地方球場で先発した際の成績は、5勝1敗と好成績をマークしていた。しかし、準ホームながら、2011年からチームが引き分けを挟み4連敗を喫していた北九州で、西武打線につかまった。

 

 2回一死二塁から、不振で二軍から上がってきたばかりの秋山に右中間への適時二塁打を浴びた。味方から援護してもらった直後だったが、すぐさま同点に追いつかれてしまった。再び1点リードしていた4回にも炭谷に同点適時打を打たれ、さらに脇谷、大崎にも連続適時打を浴びた。

 

 すべてのイニングで走者を背負う苦しい投球で、5回を投げて7安打4四球4失点(自責3)で降板。エースは「先制してもらったのに波に乗ることができなかった。野手のみなさんに申し訳ない」と話した。

 

 一方、打線は前回登板でノーヒットノーランを達成した岸を攻略し、摂津の負けを消した。柳田が2点を追いかける7回無死一塁の場面で「ちょっと詰まったけど、いい角度で飛んでくれました」。直球を右翼席へ叩き込む5号同点2ランを放った。1打席目に右前打、2打席目は中前打と、ノーヒッター・岸から猛打賞をマークした。

 

 逆に心配なのが4番・李大浩だ。実は、北九州にはゆかりがあった。李大浩がまだ若かったころ、所属していた韓国・ロッテジャイアンツが2次キャンプ地として一時期利用していたのが北九州だった。李大浩といえば、体格に似合わぬ逆方向への柔軟な打撃が持ち味だが、その“原点”を築き上げたのもこの球場だったという。「(思い出されるのは)大変な思いだけ。打撃練習をすごくやった」。練習漬けの日々の中で自分の打撃を確立した。

 

 だが、この日の結果は4打数無安打。3打席目は安打性の当たりを放ったものの、左翼手・栗山の好捕に阻まれた。打率も大きく落としているだけに、何とか復調の糸口を見つけたいところだ。