阪神貧打解消へオマリーコーチの“ハンドパワー”再登場か

2014年05月09日 16時00分

キャンプ中、打撃投手を務めたオマリー打撃コーチ補佐

 阪神は8日の中日戦(ナゴヤドーム)に1―2でサヨナラ負けを喫した。好調が続いていた打線が、ここにきて突如、沈黙。状況は深刻になりつつあるが、そんな中、チーム内からは「そろそろあの“魔法の力”に頼ってもいいのではないか」との声が出ている。それは――。

 

 前日(7日)の完封負けに続き、この日も4安打1得点で連敗。和田監督は「ちょっと打線が重くなってきた。クリーンアップの前が、もうちょっと塁に出る形をとっていかないと…。その数がちょっと少ない」とぼやいた。関川打撃コーチは「点を取れない状況が続いているが、みんなで何とかするしかない。できることをしっかりやっていく。前向きにやっていきたい」と話したが、そんな中、出てきたのが「さらに状況が悪化するようなら、あの力に頼るしかない」(球団関係者)との声だ。

 

 それはトーマス・オマリー打撃コーチ補佐(53)の“右腕パワー”。「試合前の打撃練習でオマリーコーチに投げてもらうこと」という。開幕前、調整が遅れていたゴメスをオマリーコーチは打撃投手役を務めながら指導。すると、それまでダメ助っ人間違いなしとまで酷評されていたゴメスが一気に覚醒。

 

 その“魔法の力”を、今度は他の選手にも、と関係者は言いだしているのだ。オマリーコーチはキャンプ中、若手相手に登板したこともあったが、その際は意味不明の雄たけびを上げつつの投球で笑いを誘い、好評を博しており、重苦しい雰囲気を打開する陽気さを併せ持つのもいいらしい。

 

 オマリーコーチも試合前の練習ではマウンドをにらみながら肩を回すしぐさをみせており、登板する気満々のようだが、どうなるか。“魔法の力”が本当にあるのかも含めて、今後の展開に注目!?