崩壊状態の中日投手陣 中田賢にSOS

2014年05月03日 16時00分

中日からソフトバンクにFA移籍し、5勝を挙げている中田

 もはや、なりふり構っていられないということか。崩壊状態の中日投手陣が、ソフトバンクにFA移籍し、2日現在、5勝を挙げている中田賢一投手(31)にSOS発信だ。

 

 中日での9年間は通算61勝をマークした中田だが、2桁勝利は2007年(14勝)の一度きり。昨季は開幕ローテーションに入りながらも中継ぎに降格するなど、わずか4勝止まりで、球威はありながらも制球難が最大のネックとなり、伸び悩んでいた感があった。それがソフトバンクで大躍進。

 

「正直、賢一があそこまで勝ちまくるとは思ってもみなかった。技術なのか、環境なのか、メンタルなのか、本人の口から好調な理由をいろいろ聞いてみたい」と、ある投手が言えば、別の投手は「ソフトバンクへ移籍してからの中田さんの成績はすさまじいものがありますね。もう他球団の選手なんで格好悪いこととは分かっているんですけど、去年までといったい何が違うのかを聞くために電話しようと思う」。中田の変身の秘密を聞き出して、自分たちもそれを活用しようと考えているのだ。

 

 先発陣はいずれもピリッとせず、中継ぎ陣は四球で自滅パターンの繰り返し。投手たちも何とかしなければやばい、と感じており、とにかく状況改善へのきっかけがほしい。そこでわらにもすがる思いで中田に目をつけたわけ。さて、うまくいくか――。