ホークスの新しい代名詞は「秋山IT野球」

2014年04月30日 16時00分

今年の秋山監督は“IT野球”を展開している

 ソフトバンクの秋山幸二監督(52)が今季“IT指揮官”に変身している。

 

 ソフトバンクの首脳陣、選手、球団関係者には、親会社から「iPhone」と「iPad」が支給され、その中にチーム専用のアプリが入っている。親会社がIT企業である強みを存分に生かしたもので、12球団各選手のプレー動画が「○月×日の試合」の「第3打席」とか「4回、打者2人目への投球」などと入力すれば、即座に細かくチェックできる。

 

 これを秋山監督が最大限に駆使するようになった。「今年の監督は全部iPadですよ。自分で必要な情報を選んで見ることができるし、使い慣れたら便利だからでしょうね」(チーム関係者)。例えば自宅からヤフオクドームに向かうタクシーの中でも、時間を惜しむようにヒザの上に置いたiPadで情報分析しているそうだ。

 

 指揮官が決まって見るのが、対戦する先発投手の前回登板の投球内容。そこで練った攻略の糸口や印象をミーティング前に打撃コーチに伝えている。技術論に定評があり、その分析力もかなりのものだけに、細かいデータが加わりチームにとっては大きな“戦力アップ”になっている。「秋山IT野球」。これが鷹軍の新しい代名詞だ。