西武「ラミいらない」米3Aの中島に“帰ってこ~い”

2014年04月19日 16時00分

アスレチックス傘下3Aサクラメント・中島

 西武がアスレチックス傘下3Aサクラメント・中島裕之内野手(31)の動向を注視しながら外国人補強を急いでいる。

 

 18日のオリックス戦(西武ドーム)は延長10回の末1―2で敗戦。伊原監督は「十亀が簡単にやられたね。野手は意地を見せたけど得点にはつながらなかった。勝負としてはいいゲームをしてるんだけど、どんな負けでも負けは負け」と8回までに5度あった得点機にあと一本が出なかった拙攻を悔やんだ。

 

 これで再び借金は8。背中の張りを訴えて二軍調整中の主砲・中村を欠く打線は、スタメンに脇谷、渡辺、森本と本来は控えの選手が並ぶ迫力不足で、球団は早急な外国人補強に動いている。

 

 鈴木球団本部長は「ユーティリティーがこんなに出てるんだから状況は苦しい。何とかしますよ」としながら、噂されているアレックス・ラミレス外野手(BC群馬)については「もし獲るなら(売り込みのあった)去年(オフ)の時点で獲ってるよ」と、獲得を否定した。

 

 他の日本球界経験がある外国人選手を中心にリストアップを急いでいる状況だが、その一方でマークを続けているのが中島だ。2年契約最終年の今季は主力の故障に伴いキャンプ終盤にメジャーキャンプに緊急招集。オープン戦6試合に出場したもののメジャー25人枠には入れず、再び40人枠からも外れマイナー暮らしに逆戻りしている。

 

 もっとも、今年1年マイナー暮らしでも年俸250万ドル(約2億5000万円)は保証されるのだが、その高年俸ゆえ他球団への移籍話が進まず、メジャー昇格のチャンスはア軍に限定されている。中島の関係者は「挑戦を諦めたくはないが、本人の中にこのままいたずらに選手生命を浪費するのもどうか、という思いもある」と昇格チャンスがなければシーズン途中での契約破棄の可能性があることを本紙に語っている。決断するのはいつか。復帰を願う西武にとっては悩ましい状況が続く…。