鳥谷“決める打者”に変身!虎の連敗ストップ

2014年04月19日 11時00分

お立ち台に上った鳥谷

<阪神4−2ヤクルト(18日)>阪神が18日のヤクルト戦(甲子園)で投打の“キャプテン”が躍動し、連敗ストップに成功した。

「初回から1、2番がつくってくれたチャンスだったし、相手の小川投手はいいピッチャーなので先制できて良かったです」。1回表、一死二塁から先制の左前適時打を放った鳥谷はこう振り返った。

 6連勝後の2連敗。一日も早く連敗を止めなければチームのムードも停滞してしまう。しかも、ヤクルト先発・小川には前回の対決(4日)で8回2点に封じられ、試合も敗れている。この最初のチャンスを逃してしまうとベンチに重苦しい空気が漂うところだったが、キャプテンのひと振りで流れを変えた。

 その後も鳥谷は盗塁で一死二塁とチャンスを広げると敵失の間に生還。2回にも一死一塁から投手強襲安打で4点目を叩き出した。これまでは“つなぐ”打者だったが、キャプテンとしてチームを引っ張るために“決める”打者へのモデルチェンジを図った。春季キャンプではOBの金本氏、掛布DCという歴代4番のアドバイスを仰ぎながら打撃フォームにもメスを入れていた。オープン戦終盤の故障もあって開幕直後は低迷していた打率も3割を超えるなど本領を発揮している。

 投げてもエース・能見が4回までは1人も塁に出さない完璧投球。中西投手コーチも「前回の巨人戦ぐらいからフォームを微調整して良くなってきた」と説明するように本来の安定感タップリの投球を取り戻した。5回に畠山に1号ソロを許すなど2失点で7回途中に降板したものの、今季3勝目を挙げた。

 投打のエースが調子を上げてきた虎軍団。和田監督にとっても心強いばかりだ。