「デビュー3連敗」松井裕に援護がない理由判明

2014年04月18日 11時00分

内川にタイムリーを浴び、ぼうぜんとする松井裕

 楽天の黄金ルーキー松井裕樹投手(18)が、また負けた。3度目の先発となった16日のソフトバンク戦(ヤフオク)も5回5安打6四球3失点で降板。昨年9月のプロ志望会見でも対戦を熱望していた内川に先制、勝ち越しを含む3安打を許した左腕は「勝負球のチェンジアップを打たれたのがすべて」と肩を落とした。

 星野監督は今後の松井裕の起用について「次? 分からん。(一軍に)いないかもしれない」とけむに巻いたが、育成方針に変わりはなく次戦は23日の西武戦(コボスタ)での先発が濃厚だ。しかし、何かを変えなければ結果も変わらない。その点に関して西武関係者は「松井裕は投球のリズムが悪すぎる。あれでは味方の野手も嫌になってしまう」と気になるポイントを挙げた。

 確かにこの日も同点に追いついてもらった直後に、先頭の本多への四球から2点を失った。先発した3試合での味方の援護が計2点と少ないのも「追いついたすぐ後に点を取られると野手は嫌気がさすもの。三者凡退がないし、攻撃のリズムを作りづらい」(前出の西武関係者)ことと無縁ではなさそうだ。

 ライバル球団がここまで丁寧に課題を指摘するのは、既に「大崩れはしないけど勝てない投手」とのレッテルを貼っているからこそ。松井裕自身も「何かを変えないといけない」と痛感しているようだが、負のスパイラルから抜け出すのは容易ではなさそうだ。