ロッテ伊東采配に首かしげる楽天

2014年04月14日 16時00分

笛吹けど踊らず…で、伊東監督の表情も渋くなるばかり

 パ・リーグのダークホースとみられていたロッテがサッパリだ。FAで涌井秀章投手(27)を獲得し、ドラフト5位ルーキーのアジャこと井上晴哉内野手(24)がオープン戦首位打者の大活躍で開幕戦4番に抜てきされるなど、大幅戦力アップで評論家の下馬評も高かったのだが…。


 13日の楽天戦(QVC)にも0―3で敗れ、2カード連続の負け越し。5勝9敗の借金4で最下位の西武とはわずか1ゲーム差の5位に低迷している。


 試合後、伊東勤監督(51)は「一巡して相手の戦力は分かった。打開策を考えたい」と強気の姿勢を崩さなかったが、楽天側からは「ロッテはフォーメーションをいじり過ぎ。キャンプとオープン戦でチームを作り上げてきたんだから、この時期に動いても仕方がない」(チーム関係者)との“アドバイス”まで送られる始末だ。


 前日12日に両軍合計39安打の乱打戦に敗れた反省からか、この日のロッテは攻撃重視のオーダーを組んだ。打率1割6分7厘と苦しんでいる清田育宏外野手(28)を下げて、ベテランのサブロー外野手(37)を左翼でスタメン起用。角中勝也外野手(26)を2008年4月16日の楽天戦以来の中堅に回し、ハフマン外野手(28)を右翼で先発させた。


 しかし、楽天側が嫌だったのは清田の堅実な守備。1点リードの5回一死一、二塁から楽天・岡島豪郎外野手(24)が左中間を破った2点適時二塁打も「中堅が守備範囲の広い清田、もしくは岡田(幸文=29)であれば捕球できていたと思う」(楽天関係者)。


 ロッテが敗色濃厚となった8回から、前日に3回途中7失点KOの唐川侑己投手(24)が“懲罰登板”させられた点についても「まるでポストシーズンのよう」(前出関係者)。楽天サイドは伊東采配に首をひねるばかりだ。