マートン&メッセ ゲームの世界でも巨人圧倒

2014年04月12日 16時00分

投打のヒーローとなったメッセンジャー(右)とマートン

 阪神は11日の巨人戦(甲子園)で5―1と快勝した。先発のランディ・メッセンジャー投手(32)が8回1失点と好投し、主砲のマット・マートン外野手(32)が決勝弾となる5号3ランを放つ会心の勝利だ。負けられない本拠地での伝統の一戦でチームを勝利に導いた助っ人コンビは“仮想球界”でも虎視眈々と「打倒・巨人」を狙っている。

 

 お立ち台でメッセンジャーが「マートンの本塁打は本当に良かった。彼はいつも活躍してくれる」と絶賛すれば、マートンは「メッセンジャーはとてもいい投手。投げる時はいつも今日のように勝つチャンスを与えてくれる投球をしてくれる」とホメちぎった。

 

 ともに来日5年目。マートンは11日現在で打率4割7分9厘、5本塁打、25打点と打撃主要3部門はすべてリーグトップ。メッセンジャーもこの日が今季初勝利となったものの、先発した3試合はすべて好投しており「エース級」の活躍だ。

 

 力強くチームを引っ張る2人だが、実はグラウンドの外では、すでに巨人を圧倒している。コナミデジタルエンタテインメントが発売している野球ゲーム「プロ野球スピリッツ 2014」(プロスピ)。このゲームで各球団の選手同士が対決する動画シリーズ「魂の対戦レポート」がネット上で公開されており、マートンとメッセンジャーが対決する「阪神タイガース篇」が話題を呼んでいる。

 

「マートンさん、チョットイイデスカ?」「メッセンジャーさん、ナンデスカ?」という軽快なやり取りで動画はスタート。実在の選手が登場する「プロスピ」で対決する模様が収録されているのだが、実在の阪神ナインを操作しながらの絶妙なトークが大好評。11日の時点で動画投稿サイト「ユーチューブ」の再生回数は約89万回。2位は阿部や村田ら6選手が登場する「読売ジャイアンツ篇」の約67万回と20万回以上の大差をつけている。

 

 これにはメッセンジャーも「僕らの再生回数が1位ということは把握しているよ。僕らがダントツだろ」とニンマリ。目標はシーズン終了までトップの座を死守することで2人がグラウンドで活躍して注目されれば、この動画も話題になる。実際に巨人を倒すことが、動画の再生回数で巨人を圧倒することにつながるだけに大いに燃えているのだ。

 

 さらに、ゲーム対決ではメッセンジャーが操作する「先発・メッセンジャー」が完全試合を達成してマートンに快勝する。そこでメッセンジャーは「ノーヒットは高校時代に一度だけやったことがあるけど完全試合はない。完全試合はとても難しいことだ。でも、完全試合はいつもやりたいと思っているし、狙っている」と現実でも大記録達成を目指している。

 

 在籍4年間でリーグ優勝ゼロ、巨人より順位を上回ったのも2010年だけとあって2人の打倒・巨人の思いは並々ならぬものがある。悲願のVを達成するためにも助っ人コンビは打倒・巨人に燃えている。