【マサチューセッツ州ボストン8日(日本時間9日)発】レッドソックスの上原浩治投手(39)がレンジャーズのダルビッシュ有投手(27)と今季初対面を果たした。

 試合前練習中の午後3時過ぎ。田沢純一投手(27)とのキャッチボールの距離を延ばし始めていた上原の背後に、ダルビッシュがスッと駆け寄ると、帽子をとって笑顔であいさつ。上原も笑顔を浮かべて握手した。その後ダルビッシュはブルペンで37球投げ、外野でのダッシュを終えると再び打撃練習の球拾いをする上原と合流。打球を追いながら熱心に話し込んだ。

 上原は7日に自身のツイッターで「新記録、史上初とか、格好いいよなぁ。ダルすげぇわ」とつぶやき、メジャー史上最速となる通算500奪三振をマークしたダルビッシュを称賛。もっとも、個人記録に執着しないダルビッシュにしてみれば、昨季ワールドシリーズを制した上原の方が“すごい”と感じているかもしれない。