阪神ゴメス7戦連続安打も“まだ仮の姿”

2014年04月05日 16時00分

8回に中前適時打を放ったゴメス

<ヤクルト5-2阪神(4日)>阪神は4日のヤクルト戦(神宮)に2―5で敗れ、再び借金「1」。そんな中、頑張りが目立つのが新外国人のマウロ・ゴメス内野手(29)だ。開幕からの連続試合安打を7に伸ばし、阪神新外国人選手の記録を更新したが、チーム内では「まだまだ本領を発揮していない」との声が出ている。真の姿はこんなものではないというのだ。

 

 ヤクルト先発・小川の前に第1打席は空振り三振、第2、第3打席は三ゴロに打ち取られたゴメスだが、8回一死一、三塁で迎えた第4打席では強烈な中前適時打を放った。これで阪神の新外国人として最多となる開幕からの連続試合安打をマークだ。

 

「記録は全く考えていない。チームの勝利に貢献することだけだ」とそっけないゴメスだが「(小川は)いい投手だからこそ、甘い球を逃さず打たないといけない。打席の中でいい感じが続いている。甘いボールを打とうと思っている結果」と打撃への手応えは口にした。4日現在、0本塁打ながら打率3割4分6厘、6打点と頑張っている。

 

 そんな中、あるコーチは「ゴメスは、まだこんなものじゃない。今はまだ仮の姿」と断言した。球団内でもそうみられているそうで、理由についてはチーム関係者がこう説明する。「ゴメスはアメリカ時代から、調子が良くなるほど、三振の数が増える選手。安打と同じくらい三振して、本塁打も量産するタイプだからだよ」

 

 確かにゴメスが米国3Aで自身最多となる29本塁打を放った昨季は101安打に対し、三振が131だった。一方、今季はここまで9安打に対し、7三振で「凡退の打席で、さらに三振が増えれば、本塁打も量産態勢になる」とチーム関係者。それこそが真の姿、というのだ。

 

 果たして本当にゴメスは今後、一発の魅力にもあふれる4番打者となっていくのか。注目だ。