虎のエース・能見 汚名返上で今季初勝利

2014年04月04日 10時58分

今季初白星の能見

<阪神7-4中日(3日)>虎のエースが逆襲の1勝だ。阪神・能見が3日の中日戦(京セラドーム)に先発。6回3失点で今季初勝利をマークした。

 

「この前は何が悪かったか分かっている。だから映像は見ていません」。3月28日の巨人との開幕戦では自己ワーストの10失点。エースのまさかの大炎上スタートが投手陣全体に波及してしまったのか、2桁失点ゲームが続出し、チームも苦しい状態に陥ってしまった。

 

 この嫌なムードを払拭するためには、まずエースが汚名を返上するしかない。自慢の制球力が微妙にずれることもあり、まだ本来の調子ではない。2回以降は毎回、走者を背負う苦しいマウンドが続いた。4回の一死一、三塁のピンチをきっちり併殺で切り抜けるなど要所を締める投球で本塁は踏ませなかった。6回にはさらに制球が乱れ3失点。この回で降板した能見は「もう少し長いイニングを投げないといけませんでした。リリーフの方に迷惑をかけます」と反省の弁だ。

 

それでも4回までに7得点という打線の援護もあり、今季1勝目。まだまだ本来の姿ではないものの、エースに白星がついて、勝率も5割に復帰。巻き返しに向けて再スタートを切る準備は整った。