開幕3連勝から一転2連敗 ソフトB野手陣に“もっと怒れ指令”

2014年04月03日 11時00分

9回一死一、二塁で空振り三振に倒れる柳田

<ソフトバンク1-3日本ハム(2日)> 開幕3連勝から一転、まさかの連敗だ。ソフトバンクが2日の日本ハム戦(ヤフオクドーム)に1―3で敗れた。ロッテとの開幕カードで破壊力を証明した打線が、2試合連続で沈黙した。ここまでの試合で今後に向けて、気になる兆候も出ている。強力打線封じとして、極端に内角を攻められるケースが増えているのだ。厳しい攻めにもおとなしい鷹野手陣には、首脳陣から“もっと怒れ指令”が出ている。

 

 今季初マウンドに臨んだ寺原は試合をつくった。中田と陽に一発を浴びたものの、7回を投げて3安打4四死球3失点。「3安打で3失点…。本当にもったいない投球をしたと思う」と振り返ったが、先発としての責務を果たした。

 

 しかし、打線がプロ初マウンドだった若手右腕・上沢に抑えられた。勢いのある投球の前に6回を3安打に封じられて、わずか1点しか奪えなかった。前日のメンドーサに続き、新戦力を相手に2試合連続で打線が沈黙してしまった。

 

 気になる兆候がある。野手陣は開幕の相手・ロッテ、今回の日本ハムと、3連戦の初戦に2死球ずつ当てられており、トータルでリーグ最多の5死球を食らっていることだ。今季は12球団最強ともいえる打線だけに、相手の内角攻めも厳しい。

 

 2死球を食らった前日1日の試合後には、藤本打撃コーチも「この(破壊力のある)打線だから、抑えるために相手は内を攻めてくるが、それこそ当てられて骨が折れたりしたら大ごとになる」と警戒感たっぷり。その上で「ウチの選手は優しいから怒らないが、当てられたら怒らないと。黙っていたら、どんどん厳しく来られてしまうよ。他球団の選手と仲良くなるのもいいけど、野球は戦いなんだから」と“もっと怒れ指令”を出していたほどだった。チーム関係者も「ウチはおとなしいからね」と話すが、あまりにも厳しい内角攻めが続くなら、乱闘まではいかないにしても「声を上げる」「ニラむ」「歩み寄る」などと少しは感情をあらわにすることで、相手バッテリーにプレッシャーを与える必要があるというわけだ。開幕3連勝の勢いも止まって貯金は1。強力打線の再奮起で、何とか3タテだけは阻止したいところだ。