イチロー移籍「川崎はトイレで泣いています」

2012年07月24日 14時45分

 イチローの電撃移籍で一番ショックを受けたであろう人物がマリナーズの川崎宗則(31)だろう。野球解説者からは川崎の心中を察する声も上がった。

 

 中学時代から憧れ続け、2006年からは自主トレをともにし兄貴と慕う仲。昨季ソフトバンクで取得した海外FA権を行使し「イチローさんがいるマリナーズ以外には行かない。マイナーでもいい」とマ軍を〝逆指名〟しマイナー契約を結んだ。

 

 念願のチームメートになってからも、むしろイチローへの愛情は募るばかり。バッティング練習が一緒になれば「テンション上がります」と大喜び。今年からイチローが無精ひげを生やすと、それを真似て似合わぬひげも生やした。あるインタビュアーがその仲のよさに「イチローの家に住んでいるんじゃないの」と冗談で飛ばした際には「住んでいいすか?」と返したことさえあった。その一途さからネットでは「ムネリン」から「ホモリン」へと愛称が変わるほどだ。

 

 ソフトバンクでの年俸2億4000万円以上を捨ててまで貫いたイチロー愛だったが、今回のトレードによりわずか半年で終焉を迎えた。皮肉にもヤンキース・イチローの初戦の対戦相手はマリナーズ。新しいユニフォームに身を包む兄貴の姿が気に入らないのか、川崎は三塁側に向かうイチローの姿にほっぺを膨らませた。

 

 試合の解説を務めた大島康徳氏は「イチローにお願いしてヤンキースに連れてきてもらったらいいんじゃ」と笑いながら移籍をアドバイス。また別の試合を解説していた武田一浩氏は、川崎のイチロー移籍へのコメントがないことを実況アナに聞かれ「いまトイレで泣いているので無理でしょう」とその胸中をおもんぱかった。

 

 なおこの日、イチローは「8番・右翼」で先発し4打数1安打1盗塁。一方、川崎の出場はなし。本当は出場しヤンキース首脳陣にアピールしたかった?

 

主に泣いてます(1) (モーニングKC)

 

 

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