恩師を支えに李大浩エンジン全開

2014年03月31日 16時00分

韓国のレジェンド・金星根の来訪に平身低頭の李大浩

<ソフトバンク3-2ロッテ(30日)>パ・リーグはオフの大型補強で「1強」の呼び声高いソフトバンクが開幕3連勝を飾った。原動力となったのは強打を誇る新助っ人。ソフトバンク李大浩内野手(31)が“恩師”の気遣いを心の支えに、早くもエンジン全開の様相だ。

 

 李大浩のバットが止まらない。強力打線の4番に座り、この日も3安打猛打賞。3戦連続マルチ安打で、チームの開幕3連勝に大きく貢献した。

 

 そんな李大浩の活躍に太鼓判を押すのが韓国球界の名将・金星根氏(キム・ソングン=71、現高陽ワンダーズ監督)だ。韓国プロ野球6球団で監督を務め、監督通算1238勝は韓国球界歴代2位。日本でいえば元楽天監督・野村克也氏(78)クラスの名伯楽は球場で李大浩の打撃練習を見るや「去年よりドッシリとして、いい形で打っています。(性格的に)チームが勝てないと背負い込んでしまうタイプ。ここ(ソフトバンク)は周りも打ちますし、楽に打てるのが大きい」と解説。試合後も「よかった。無理して打っていない。去年より打つでしょうね」と予言した。オリックス時代より、自然体で打席に入れているという。

 

 金星根氏は李大浩と同じチームになったことはないが、球宴などで何度も顔を合わせ、アドバイスを送り続けてきた。李大浩にとっては「会うだけで勇気づけられる方」という存在で、金星根氏からのエールには「今日は(決勝本塁打の)内川が決めたが、自分が決める時もあるでしょうし、その自信はあります」と気合十分。周囲にも「今は前後が打つし、安打でつなげばなんとかなる。楽に打席に入れる」と話しており、韓国3冠王の本領発揮といきそうだ。