30日のプロ野球セ・リーグ、巨人―阪神戦(東京ドーム)で、阪神・西岡剛内野手(29)が緊急搬送されるアクシデントが起こった。

 2回裏の巨人の攻撃中、二死一、二塁の場面で大竹の二塁後方への飛球を追う際に二塁・西岡と右翼・福留が激突。西岡はグラウンドに後頭部を激しく打ちつけ、そのまま倒れこんだ。

 西岡の意識は戻ったものの、頭部を安静にする必要があるためバックスクリーン下から救急車がグラウンドに入り、都内の病院に搬送された。

 球団幹部は「言葉のやりとりはできていた」と西岡の意識がはっきりしていたことを明かした。