ブラゼルが阪神・ゴメスと“危険な接触”

2014年03月21日 16時00分

ブラゼル(手前)と話し込むゴメス

 阪神は19日のロッテ戦(QVC)に4―3で勝利。3月11日以来のオープン戦2勝目となったが、その裏側で虎サイドがピリピリムードに包まれるシーンがあった。

 

 それはロッテが試合前練習を終えた時のこと。ロッテのクレイグ・ブラゼル内野手(33)が、阪神の新4番として期待されるマウロ・ゴメス内野手(29=前ナショナルズ3A)に歩み寄り、なにやら話し始めた。これに阪神関係者がピクッとなった。

 

 ブラゼルは2009年から12年まで虎に在籍。10年には47本塁打を記録するなど大活躍したが、11、12年には目立った働きができず、12年限りで退団した。阪神で天国と地獄を味わった男だけにチーム関係者からは「何やねん、ブラゼル。こっちばっかり来て…」「ゴメスに余計なことを吹き込まなければいいけど…」など、まるで“危険な接触”発生のように気が気でない声が噴出したのだ。

 

 ブラゼルとゴメスの会話の詳細は明らかになっていない。ただ、その時、近くにいたロッテ関係者の話を総合すると、どうやら「阪神は普通と違う。特殊な環境だ」「周囲の声に惑わされないように気をつけろ」など、経験に基づくアドバイスが中心だったもようだが…。

 

 右ヒザの張りなどで出遅れたゴメスは、この日「4番・一塁」で先発出場し、3打数でロッテの2番手・上野にバットを折られながら三遊間に放ったボテボテの内野安打一本のみ。「まだしっかりタイミングが取れていない」と話したように本調子ではない。どうか“ブラゼルの言葉”がゴメスを悪い方向に導きませんように…。今の虎はそんなことも祈るしかない!?