清原氏の薬物疑惑報道に古巣オリックス「もともと指導者の芽はなかった」

2014年03月06日 16時00分

オリックス時代の清原氏

 元プロ野球選手・清原和博氏(46)の薬物疑惑報道に、最後の所属球団であるオリックスでは動揺が広がった。在籍当時を知る球団関係者は「彼は悪くなくても、周りによくない仲間がいたんじゃないか。確かにわがままで、振り回されたところもあった。でも、それは豪快な性格のことだからね。義理堅いところもあったし、家族も大切にする選手だったけどね。(報道が)本当なら残念だよ」と話した。

 

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 清原氏は故仰木彬氏に誘われて2006年から3年間、オリックスに在籍。ヒザのケガに苦しんで出場試合は多くなかったが、入団してすぐの宮古島キャンプでイチロー(当時マリナーズ)の参加を実現させるなど多くの話題を振りまいた。08年10月に京セラドーム大阪で行われた引退セレモニーには歌手の長渕剛が来場して花を添えている。オリックスにすれば3年間ながら清原加入で世間的に大きな注目を浴び、またチーム活性化の起爆剤となったのは間違いない。

 しかし、そんな“功労者”でも将来的な指導者として、俎上(そじょう)に載ることはなかったという。ある本社関係者はこう話す。「ウチはこれまでいきなり監督、というのはない。何年かコーチをやった経験がないと監督候補の対象にはならない。でも、清原さんはコーチとして招聘する話も出たことはなかった。とてもコーチから“下積み”するタイプではないし、本人も指導者の夢を聞かれて“監督なら”という話はされている。だから、そんなお願いもできないでしょう」

 さらに「引退して野球解説をやられていますが、試合の分析というより、どちらかといえばバラエティーの人でしょう。“立ち位置”が違う感じがする。だから、今回の騒動で指導者の芽がなくなったのではなく、もともとなかった」とも指摘した。