日本ハム・斎藤佑樹投手(25)が20日の練習試合・ロッテ戦(名護)に6回から5番手として登板。打者12人に37球を投げ、3回4安打1失点だった。失点は8回先頭の新外国人・ハフマンに打たれた来日初本塁打によるもの。この回から強まった雨の影響はあったものの、甘く入った初球ストレートを逆方向の右翼まで運ばれた。

 斎藤は「ホームランを打たれ、すごく悔しい。ただピッチング自体の内容は少しずつ前進しているかなと思う。(7回の併殺は)狙い通り。(シュートの)手応えは感じている。課題は変化球の精度を上げること」と収穫と課題の両面を語った。

 この日の最速は142キロ。斎藤はこれで実戦3試合6イニングを投げ2失点となっている。