巨人のドラフト1位捕手・小林(日本生命)が“第2のゴジラ”になることを誓った。

 宮崎キャンプ初の休日となった5日、小林は同2位・和田(高知)とともに宮崎市内にある「フローランテ宮崎」で花壇作りを体験。地元の子供たちとも触れ合い「子供たちから元気をもらいました」とさわやかな笑顔を見せた。

 そんな小林は第2クールに向け、ある目標を立てた。それは松井臨時コーチへの接触だ。新人ということもあり、第1クールは自分のことで精いっぱいだったが、4日間の練習をこなし少し余裕も生まれてきた。そこで「まだ、あいさつしかしていない」というゴジラに直接アドバイスをもらおうという。「あれだけ連続試合出場をしていた方。体のケアや体調管理をどうされていたのか聞いてみたいです」

 また、現役時代の松井氏の好不調にかかわらず、どんな状況でも取材対応するスタンスも学びたいという。「ファンあってのプロ野球ですから。周りからの信頼の厚さや人間的な部分を僕も磨いていきたい」。目指すは“第2のゴジラ”だ。

 巨人のドラフト1位、真ん中分けのヘアスタイルなど、松井氏との共通点は多い。プロとしての体のつくり方から力強い打撃、そしてサラサラヘアのトリートメント方法まで…。小林が一歩前に出ることさえできれば、わずかな時間しかいない臨時コーチにさまざまなことを教わることができそうだ。

「足りない部分はたくさんある。一つひとつ確実にクリアしていけたらいいと思います」と目を輝かせた小林。イケメン捕手は虎視眈々とチャンスを狙っている。