左ヒザの違和感のため主力組のA班離脱が決まった西武のドラフト2位ルーキー・山川穂高内野手(22=富士大)が4日午前、宮崎・南郷を離れB班のキャンプ地、高知・春野へ向かった。

 この日の朝、伊原春樹監督(65)にあいさつをした体重107キロの巨漢ルーキー・山川は「しっかり下で頑張ってこい」と声をかけられ「ヒザはそんなに悪いとは思わない。二軍の試合で結果を出してまた戻ってきたい」としんみり。

 わずか3日だったが常に練習でペアを組んだ憧れの中村剛也内野手(30)と過ごした濃密な時間を「大きいですね。あれがボクが目指していること。あれだけの技術をつかめるようしっかりやっていきたい」と語り、気持ちを入れ直していた。