広島・堂林 新打撃フォームで快音連発

2014年02月04日 10時59分

新打撃フォームで快音を連発させた堂林

 新打法に手応え十分――。広島の日南キャンプでプリンス・堂林が進化の証しを見せた。3日のフリー打撃では、打撃投手を務めた戸田から安打性の当たりを連発。最後は弾丸ライナーでの柵越えで締めるなど、順調な調整ぶりを見せつけた。

 

 昨年の秋季キャンプから体重を軸足側に置き、頭の位置をなるべく動かさないフォームに変更。「ティー打撃のバランスのいいときに比べれば、まだ難しいところがある」といいながらも、戸田が投げた“生きた球”に対して、堂林の代名詞でもあるフルスイングを披露し、野村監督ら首脳陣をうならせた。

 

 オフには先輩の東出に「打撃の状態が悪くなったときに戻れる形をつくりなさい」とアドバイスされた。これまでは不振に陥ると長引く傾向があったが、なるべく好不調の波を小さくするためにも振りまくって“自分の形”を確立するつもりだ。前日の2日には視察に訪れたOBの前田智徳氏から「左足が伸び上がらないように。一つだけいい打球があったぞ」とアドバイスを受けて、しっかりとVTRをチェック。この日も午後5時過ぎまで球場に残り練習するなど、レギュラー奪取に向けて並々ならぬ意気込みで取り組んでいる。

 

「練習をやっていても昨年のキャンプより振れている。ただ、今満足するといけないのでもっとこだわってやっていきたい」と話す堂林。昨季は不振から脱することができず死球による右手骨折で戦線離脱となったが、その悔しさを晴らすためにも今キャンプは必死に自分を追い込んでいく。