新井イジリで評価急上昇!鳥谷“アニキ化”

2014年02月03日 16時00分

新井貴(右から2人目)と話す鳥谷(左)

 阪神・鳥谷敬内野手(32)が2日、ランチ特打で快音を連発し、順調ぶりをアピールした。攻守の要として大きな期待を背負うキャプテンは、チーム内で早くもその変身ぶりが大きな話題になっている。「虎を変えた男」と言われる金本知憲氏(45)に似てきたと“アニキ化”が指摘されているのだ。

 

 ランチ特打で柵越え15発、フリー打撃では感触を確かめるようなスイングにもかかわらず3本の柵越えを放った。その後も室内練習場に移動し、マシン打撃を行うなどバットを振り込んだ鳥谷は「痛いところもない。今はしっかりバットを振ることだけを考えている」と充実の表情だ。

 

 キャプテンとして3年目のキャンプ。鳥谷は「しっかり声も出ている。若手だけでなく、みんなで声を出してやっていこうという雰囲気になっている」と手応え十分だが、チーム内では「そういう雰囲気を作っているのは、ほかならぬ鳥谷自身だ」(球団関係者)とキャンプ2日目にして主将としての評価が急上昇している。

 

 特に評判となっているのが年上の新井貴に対する態度だ。この日も守備練習中に打球をはじいた新井貴に「今のは5回でしょ!!」と鋭く指摘し、ペナルティーの5球連続ノックを科した。ほかにも少しでも気になる動きがあれば遠慮なくヤジを飛ばした。

 

 球団関係者は「鳥谷は昨年までは背中で引っ張るタイプだったけど、今年は特に明るいし声を出して周りを引っ張っている。雰囲気が変わった。金本さんみたい。新井さんもあれで乗ってくるし、ベテランとキャプテンがそういう雰囲気を作れば周りも盛り上がる」と絶賛。金本氏は厳しくナインを叱責する時もあれば、ムードメーカーとして“新井イジリ”などでチームを盛り上げてきた。そんな“アニキ”の風格が鳥谷にも漂い始めているというのだ。

 

 これまでも鳥谷は「チームの士気を上げるためにどうするべきか。ベテランの選手とも話し合いながら違った形で盛り上げることができるかもしれない」とキャプテンとしての意気込みを語ってきたが、これらの言葉を積極的に実行している。大変身したキャプテンが率いるだけに今季の虎軍団はひと味もふた味も違うチームになりそうだ。