中日新助っ人・エルナンデスに2つの使命

2014年01月30日 16時00分

沖縄のチーム宿舎で入団会見を行ったエルナンデス

 中日で新助っ人のアンダーソン・エルナンデス内野手(31=前メキシカンリーグ)への期待が高まっている。

 

 二遊間の守備力は折り紙つきで、森ヘッドコーチは「高橋周はエルナンデスから守備を教えてもらわないといけない」と今季から遊撃へコンバートが決まっている若竜の先生役にも指名しているが、それだけではない。チーム関係者は「エルナンデスにはルナのメンタルアドバイザー役にもなってほしい」という。

 

 昨季のルナは開幕直後から打率リーグトップを独走しながら、右ヒザを痛めるなどのアクシデントで8月末に途中帰国。「去年のルナはヒザを痛めてスタメン落ちさせられた時に『それなら試合に出ない』と言って、ふてくされて途中出場の準備もしないこともあった。やっぱり母国を離れているとストレスもたまるし、落ち込んだ時に相談相手がいるのといないのでは大違いだからね」(チーム関係者)

 

 中日では、落合GMが監督時代の2008年に入団したデラロサ(10年に退団)がブランコ(現DeNA)の良き相談役となり、陰の功労者といわれた。同じように、エルナンデスにもルナを、というわけ。別の関係者も「新外国人の野手では(アレクシス)ゴメス(35=前米独立リーグ)もいるけど、彼は外野手。それよりもルナと同じ内野手のエルナンデスの方がその役はいいと思う。陽気な雰囲気もデラロサに似ているしね」とイチ押しだ。

 

「1年間、健康に過ごせれば、いい成績を残す自信はある」と話すエルナンデス。デラロサは選手としては結果を残せなかったが、こちらは打って、走って、守れて、高橋周の先生役とルナの相談役もこなすスーパー助っ人になる!?