巨人期待の新戦力・大竹が合同自主トレ2日目の29日、移籍後初めてのブルペン投球を行った。

 この日は直球とカーブを交ぜながら、立ち投げで20球、座らせて25球の計45球。下半身を使った見るからに重い直球に、受けた小田嶋ブルペン捕手も時折「おおっ!」と声を上げた。キャンプ前のブルペン入りは、昨季より約1週間早い。「去年まではスローペースだったけど、けが(右肩の故障)から3年目ということもあっていい方向に向かっている」と順調ぶりをアピールした。

「巨人に来たからというのもある。カープにいたときよりもやんなきゃな、というのはあります」と気合も十分の大竹は、大好きなラーメン店巡りも「今はいいです」と一時封印する考え。宮崎では野球漬けの日々を送るつもりだ。