中日の沖縄・北谷キャンプでナインのバイキング方式での食事のとり方がチェックされる。

 球団では先日(24日)食品会社大手の「明治」から管理栄養士を招き、体をつくるために、いかに食事が大事かという講習を開いたばかり。「佐伯二軍監督や勝崎コンディショニングトレーニングコーチなどから若い選手の食事があまりにもひどいという話がありまして、そうした講習をした方がいいのではないかということになった」と球団幹部。講習直後の合宿所のバイキング方式の食事では、以前は自分の好きなものばかり取っていた選手が栄養バランスの良い食事をとるように改善された。

 だが、長続きはせず「すぐに今までと同じようになってしまった」とのこと。そこで今後、合宿所では新たなバイキング方式にする。「最低、これとこれは食べなさいというものを決める。それ以外は自由に選んでいいですよという形にする」(球団幹部)という。

 間近に迫ったキャンプでは、これまで同様のバイキング方式にするが、もしも選手の食の乱れが目立てば、合宿所だけではなく、シーズン中の遠征先での夕食も、この「新バイキング方式」を取り入れる可能性があるという。もしも、そうなってナイター後に選手は必ず夕食をホテルでとるとなれば、食べ終わったころには門限間近の時間帯となり、実質的な「外出禁止」状態にもなりかねない。選手にとっては大問題だろう。

 すべては、これからの食事次第。キャンプでの竜ナインはグラウンドだけではなく、食事会場でも気が抜けない日々となる!?