藤浪 新球の精度アップに活路

2014年01月29日 16時00分

苦手の左打者克服を目指す藤浪

 阪神・藤浪晋太郎投手(19)が弱点克服のため“新球”の精度アップに取り組んでいる。28日、沖縄・宜野座球場の合同自主トレに参加している藤浪はブルペンで捕手を座らせて34球を投げた。直球や変化球の感触を確かめながらの投球練習。中でも重点的に確認したのが左打者対策として習得を目指すチェンジアップだ。

 

 昨年、右打者に対しては被打率1割9分4厘だったものの、左打者が相手になると同2割8分3厘と一気に分が悪くなった。藤浪は「左打者の外に逃げていくボールが理想ですね。緩急がつけば配球もまた違ってくる。低めに落ちてくれれば左打者だけでなく、右打者にも有効だと思う」と苦手克服のためにもチェンジアップの精度を高めようとしているのだ。

 

 昨シーズン中も練習ではチェンジアップを試投したものの「まだまだ試合で投げられるレベルではない」と実戦マウンドでは封印。現在は「ある程度コントロールはできるようになったし、球速も抑えられている。ただ、自分ではもっと精度を上げられると思う」(藤浪)というレベルまで上がってきており、もう少しで新たな武器として使えるところまで来ている。

 

「最低でも昨年以上の成績を残したい」と1年目の10勝以上を目標とする19歳右腕。この公約通り今季はさらに進化した姿を見せてくれそうだ。