ソフトB五十嵐 守護神は俺がやる

2014年01月29日 11時00分

プロモーションCM撮影を終え、取材に応じる五十嵐

 守護神の座は渡さない――。ソフトバンクの五十嵐が28日、チームのプロモーションCM撮影のためヤフオクドームを訪れた。米国での自主トレを終えてたくましさを増した右腕は、2月1日のキャンプインに向けて、順調に準備を進めている。チームはこのオフ、新戦力を大量補強し、ライバルがぐんと増えた。五十嵐はそれを発奮材料にして“不動のストッパー”となるつもりだ。

 

 米国から26日に帰国し、久々にヤフオクドームに姿を見せた五十嵐は、見るからにたくましい体つきになっていた。2月1日のキャンプインに向けて「(調整は)順調にきてます。普通のことを普通にできたのはいいこと」と充実感を漂わせた。

 

 昨季は51試合に登板して3勝3敗、12セーブを挙げた。シーズン後半からは守護神としてチームを引っ張ったが、移籍初年度を優勝で飾ることはできなかったのは悔しい限りだ。今季はもちろん、チームの優勝と日本一に貢献することが一番の目標だ。

 

 チームはリーグ制覇と日本一奪回のために、このオフは大量に新戦力を補強した。五十嵐は新たに加入した岡島、サファテと抑えの座を争うことになる。「ライバルはいないよりもいたほうが絶対にいい。やることをやるだけだけど、無意識に刺激を受ける。その刺激を受けながらやっていきたい」と、この状況を前向きに捉えている。

 

 米国自主トレでは一緒にトレーニングしていた武田がキャッチボールで五十嵐の持ち球・ナックルカーブをいとも簡単に習得してしまった。これには「武田はほんと器用。ポテンシャルが高いですよ」とかなり驚かされたが、それでもあせることなく自分の練習に集中したという。

 

 昨秋のキャンプから再びフォークの習得に挑戦し始めており、米国自主トレでもこの練習は欠かさなかった。これまで得た感覚を見失わないよう、キャンプイン前にもう一度、チェックしておくつもりだ。

 

 空前の積極補強でチームに加わった強力なライバルの存在を力にして、今季は不動のストッパーとなり、さらに進化する。