「あの強心臓すごい」竜ナイン板東英二から刺激

2014年01月25日 16時00分

和田と握手を交わす板東英二

 中日の合同自主トレ中のナゴヤ球場で24日、思わぬ“大物”が現れた。個人事務所の7500万円の申告漏れで休業していたタレントでOBの板東英二(73)だ。公の場は「もう解禁した」とのことで、選手や関係者らにあいさつして回った。ベテラン・和田から「19年目(実際は18年目)の和田です」と声をかけられると「新人の板東です」と軽妙に切り返し、新人からあいさつを受けると「彼らは俺のこと知ってんのかな。1年も休んでたのに」と自虐ネタを織り交ぜるなど“板東節”も健在だ。

 

 高木前監督の時に“応援隊長”としてチームをサポート。それだけに申告漏れ発覚当初はチーム内からイメージダウンの悪影響を心配する声もあった。しかし、昨年11月に謝罪会見を開き、よしもとクリエイティブ・エージェンシーの所属となって心機一転の出直し。明るく振る舞うその姿にチーム関係者も刺激を受けた。

 

「最近まであれだけ世間からバッシングを浴びていたのに何事もなかったかのように、ひょっこりと顔を出して、機関銃のようにしゃべりまくれる強心臓ぶりはすごい。昨年はウチも12年ぶりにBクラスに転落して本当に苦汁をなめたけど、ウチの選手も見習って、板東さんのようにずうずうしいぐらいになってどん底から這い上がらないといけない」ときっぱり。

 

 この日、観客席から「板東さーん!」と声援が飛ぶと、ドラフト1位の鈴木翔太投手(18=聖隷クリストファー)も「ああやって引退してからも愛されるように、今はしっかり結果を残していかないといけない」と気を引きしめた。

 

 2月から本格的に芸能活動を再開予定の板東は「(沖縄)キャンプは(激励に)行きます」と“応援隊長”復活を示唆。逆境から這い上がる“板東スピリット”に中日もあやかりたいところだ。