中日若手ナインが小笠原争奪戦

2014年01月23日 16時00分

ノックを受ける小笠原

 孤高の男・ガッツの目に留まり、うならせることができるのは誰なのか――。巨人からFA移籍した中日・小笠原道大内野手(40)について若竜ナインの間で、こんなことがささやかれている。

 

 連日のように午前9時になると知人の練習パートナーとともにナゴヤ球場へ姿を現す小笠原はランニング、ダッシュ、キャッチボール、ノック、ティー打撃、ウエートトレーニングでみっちり汗を流す。球場を後にするのは午後4時30分ぐらい。それでも涼しい顔で7時間半もの自主トレをこなしているが、チームでは、そんな小笠原とじっくり話した若手選手がまだ一人もいないという。

 

「小笠原さんは選手の中では誰よりも早く来て、誰よりも遅く帰る。これだけ長くプロで結果を残し続けられる秘訣なんかを聞いてみたいけど、あれだけのオーラが出ていると、こちらからは声をかけづらい。声をかけて練習を邪魔してしまうことにもなりかねないし…」(ある若手)

 

 そこで言われだしたのが「小笠原さんから、誰が一番に声をかけられるか」だ。“指名”されることは、それだけ小笠原が認知した存在のはず。少なくとも若手たちはそう思い「誰になるか、楽しみですね」と自主トレの裏側でひそかに、この“レース”でしのぎを削っているのだ。

 

 もっとも、小笠原は「全然ウエルカムなんだけど、状況にもよるよね。それに1から10まですべてを人から教えてもらうことがいいとは限らないだろうし、自分で考えてやった方がいいこともあるしね」とさらり。今のところ皆、横一線のようだが…。