ソフトバンク・今宮健太内野手(22)が20日午前0時、実兄が住職を務める大分市内の一心寺で寒行を行った。


「おりゃ~!」。悲鳴にも似た掛け声が山中に響き渡った。気温は氷点下0.5度。境内に流れる川にふんどし一丁で入った今宮は、腰までつかって5分間お経を唱えると、その後10分間、気合の掛け声とともに桶を使って頭や肩に冷水を浴びせかけた。無病息災などを祈願するもので、今年が3回目。今回は柳田と牧原も同行した。


 やり遂げた今宮は「ケガなく1年間全力でやりきるという気持ちでした。やり始めていい結果が出ている。げん担ぎじゃないけど、今年は今年で頑張りたいです」。さすがのゴールデングラブ賞男も極寒に声を震わせたが、晴れ晴れした表情で今季を見据えていた。