SB東浜「断酒」継続で2年目の反撃へ

2014年01月19日 11時14分

「鷹のエース」フラッグを奪い合う大隣(左)と東浜

 ソフトバンクの東浜巨投手(23)が18日、地元・沖縄で行っている自主トレを公開した。昨季はスタートダッシュに失敗し、シーズン終盤に3勝をマークしただけに終わった。今季も同じような失敗を繰り返すわけにはいかない。“2年目の反撃”を目指す右腕は、昨年のプエルトリコでの武者修行中に始めた“断酒”をいまだに続けており、万全の体調管理でハードトレーニングに取り組んでいる。

 

 地元の沖縄で大隣、巽、高田らと7日から自主トレをスタートさせた東浜は、朝から晩まで野球漬けの生活を送っている。朝6時半に起床。7時半に実家のあるうるま市を出発して糸満市の西崎球場まで自動車通勤。日によっては午後4時頃まで練習を続けている。


 グラウンドでのメニューを終えてからも。沖縄市内のトレーニングジムに立ち寄り、一人で水泳やウエートトレーニングをこなしている。帰宅してからも食事後にシャドーピッチングを行うという。疲れ果てて午後10時には就寝するという毎日だが「(沖縄だから)自宅から通える。環境もいいし、自分のペースで気を使わずに(練習が)できている」と充実の表情を浮かべる。


 昨年10月末から2か月ほど、プエルトリコのウインターリーで武者修行し、2年目の飛躍への手応えを得た。「せっかくプエルトリコから帰ってきていい状態なので」と帰国後も現地で得た感覚を失わないように、同じようなペースで練習している。


 トレーニングだけではなく、プエルトリコでの生活習慣も自分にとって良いと感じたものはそのまま続けている。その最たるものが“断酒”だ。東浜はもともとチームメートから「相当酒に強い。酔っ払っているのを見たことないですよ」と言われるほどの酒豪だが、武者修行中の12月からはまったく口にしていないという。「友達と会ってもジョッキのウーロン茶です。しらふでカラオケとか大変ですよ」


 昨季は春季キャンプでの投げ込み不足がたたり、開幕ローテーション入りできなかったうえに春先に2連敗して早々と二軍調整を命じられた。同じ過ちを繰り返すわけにはいかない。そのために健康管理にも人一倍気を使っており、断酒を続けているというわけだ。


「去年の今の時期に比べたら体も動く。キャンプではケガなく投げ込める準備だけは、この自主トレの間にやっておこうと思う」。来月のキャンプインを見据え、すでに打撃投手も務めるなど着々と準備を進めている。


 まず開幕ローテーション入りすることが、今の最大の目標だ。開幕から先発陣の一員として与えられた役割を果たせば、結果はおのずとついてくる。新人王獲得も夢ではない。


「(同世代の友人は)みんな(社会で)挫折しまくってる。それに比べたら好きなことができているのは幸せ」という東浜。今季は一回り成長した姿をマウンドで見せる。