広島の合同自主トレが15日、広島・廿日市市の大野練習場でスタート。FAで巨人に移籍した大竹の人的補償で入団した一岡竜司投手(23)も初めてチームメートと練習を行い「まだ名前を覚えきれていないけれど、いい人ばかり。安心してやれると思った」と表情を緩ませた。

 実は昨年末に都内で因縁の大竹と食事をして、さらに新天地での飛躍を誓ったという。これは、かつて広島にも在籍した巨人・豊田二軍投手コーチの発案で実現したもの。「大竹さんからは『お互い一軍で頑張ろう』と言っていただいた。何かあったら連絡をしてくれと連絡先も交換しました。豊田コーチが2人が変な関係にならないように、と(食事会を)開いてくれた。おかげでスッキリして(新年を)迎えられた」(一岡)

 巨人時代にお世話になった豊田コーチの配慮に一岡は感謝しきり。大竹に負けない活躍で恩返しするつもりだ。