ソフトバンクに復帰したジェイソン・スタンリッジ投手(35=前阪神)が“助っ人キャプテン就任”を期待されている。「前いた時(2007年途中から08年まで登録名“スタンドリッジ”で鷹に所属)のことを知っている誰もがナイスガイと言うし、一緒にやっていた選手も何人かいる。福岡の住環境とかも熟知しているし、そもそも年齢や日本野球の年数もウチの外国人の中で一番上だからね」(チーム関係者)

 今季のソフトバンク助っ人は8選手の大所帯。昨季から在籍のラヘア、オセゲラ、バリオスに加えて、スタンリッジ、デニス・サファテ投手(32=前西武)、ブライアン・ウルフ投手(33=前日本ハム)、李大浩内野手(31=前オリックス)、バーバロ・カニザレス内野手(34=前メキシカンリーグ・オアハカ)の5人が加入した。

 これだけいれば、助っ人内でギクシャクムードが発生してもおかしくないし、日本人選手との関係も心配されるが、その点、スタンリッジは選手会長の松田や副選手会長の本多とも旧知の間柄。助っ人たちのまとめ役に適任というわけ。

 昨季は阪神の年長外国人選手として、シーズン途中加入のボイヤーをホームパーティーに招いてもてなしたこともあったスタンリッジ。エース・摂津に次ぐ先発2番手候補でもある出戻り助っ人は、グラウンド外でもキーマンになりそうだ。