選手会長・成瀬が涌井加入に発奮

2014年01月12日 16時00分

 ロッテのエース・成瀬善久(28)に早くも“涌井効果”が現れた。

 

 11日、さいたま市内のロッテ浦和球場で成瀬が自主トレを公開。西武からFAで加入した横浜高時代の1年後輩・涌井秀章投手(27)について「(移籍が)決まる前に電話しました。(横浜高の)小倉コーチからも『ワクが行くからよろしく頼む』と言われた。向こうが先にプロで活躍したし、尊敬する部分もある。でも先輩としての意地があるし、やらなきゃいけない」。不仲説がささやかれたこともある後輩との良好な関係を強調し、切磋琢磨していく姿勢を見せた。

 

 その一方で「(涌井は)すぐ溶け込めると思う。選手会長なので橋渡しができれば。去年は二軍に落ちて(選手会長として)何もできなかった。若い選手が多いし声をかけてケアしていきたい」ともコメント。今オフは薮田安彦氏と小野晋吾氏が引退し、レッドソックスとマイナー契約を結んだ渡辺俊介も退団した。ベテラン投手が抜けた穴を、選手会長2年目となる自分が埋めなければならないという自覚も強まっている。

 

 これにはロッテ関係者も頼もしそうに「成瀬はこれまでどちらかと言えば自分の成績にしか興味がないタイプだった。高校の後輩の涌井が入ってきたことでチームをまとめる必要性を、これまで以上に感じている」。

 昨季の成瀬は開幕投手を務めたものの左肩痛がなかなか癒えず、二軍落ちも経験。登板14試合で6勝4敗と連続2桁勝利が4年で途切れた。

 

 名誉挽回に燃えるエースは「選手会長としてビールかけの掛け声をやりたい」と宣言。涌井との相乗効果でチームをVへと導く。