中日から巨人に移籍した井端弘和内野手(38)が、自主トレを公開。昨オフに行った手術からの順調な回復ぶりをアピールしたが、そんな井端に関して、若手ナインが色めきたっている。注目を集めているのは、明子夫人がつくる絶品鍋だ。
「例年よりもだいぶ仕上がりが早い。投げるほうもストレスを感じることなく投げられている」と充実した表情で、目標とする定位置取りについても「開幕から出られると思ってない。シーズンが終わった時にレギュラーになっていれば。虎視眈々と狙っていきたい」と目をぎらつかせた。
一方でそんな井端を支える明子夫人も、あることでチーム内からひそかに注目されている。それは同夫人がつくる、絶品の鍋だという。「中日の選手から話を聞いたことがあるんですが、何でも奥さんがつくる鍋がとにかくおいしいと。機会があれば、ぜひ食べさせてもらいたいですね」と若手ナインは目を輝かせた。
実家の秘伝の特製鍋で、その内容はみそベースのスープに隠し味にショウガが含まれ、具材には高級アグー豚や野菜がたっぷり。栄養満点だという。
鍋を囲んでの食事となれば、コミュニケーションを取るにも最適だ。井端には“兼任コーチ”としての役割も期待されるだけに、夫人のつくる鍋が良いきっかけとなることは間違いない。
若手選手に対してはすでに井端も「長いシーズン、いい時も悪い時もある。若い選手も多いので(調子が)悪い時にアドバイスができれば」と力を貸すことを決めている。若手選手が勇気を出せば、ウエルカムで受け入れるだろう。