ソフトバンクの新人合同自主トレが9日、西戸崎の室内練習場でスタートした。右足を疲労骨折中のドラ1・加治屋蓮(JR九州)は初日から一人別メニュー。他のメンバーとキャッチボールをした後は、ウエートルームにこもってリハビリに精を出した。初練習を終え「みんなと一緒に全メニューをこなしたかった。ノックのときの声も聞こえきたので、その中に入って雰囲気よくやりたかった」と寂しげだ。

 一方で注目を集めたのはドラ2の森唯斗(三菱自動車倉敷オーシャンズ)。「キャンプでは、毎日100球くらい投げたいので、1月20日くらいにはブルペンに入りたい」と意気込む右腕が持参したのは、昨年作ったという黒いグラブ。内側には「唯斗 文香 海南の星」と、徳島にいる彼女の名前がばっちり刺しゅう入り。報道陣に突っ込まれ「新しいのが来たら、もう使わずに部屋に飾っときます」と照れまくっていた。