落合GM「協約破り」に“涼しい反論”

2014年01月08日 16時00分

バットを持って松井佑(右)にお手本を示す落合GM

 中日・落合博満GM(60)が熱血指導を敢行した。7日、ナゴヤ球場隣接の室内練習場で汗を流していた松井佑を見つけると自らバットを握るなど、お手本を示しながら約100分。「ホームランを打ちたいなら(左)肩が上がってこないようにバーンと振るの! 大根切りでもいいじゃないか!」などとオレ流節も炸裂させた。

 

「たまたま来たらやっていたので『違うよ』と、言っただけ」と落合GMは話したが、松井佑は「教えてもらえて楽しかった。自分で(打撃フォームが)変わってきたのが分かった」と大喜び。「これからも(教えられたことを)やっていこうと思う」と手応えを感じて興奮気味だった。

 

 野球協約第173条には「球団または選手は、毎年12月1日から翌年1月31日までの期間においては、いかなる野球試合または合同練習あるいは野球指導も行うことはできない」と定められている。そのため「ルール上、大丈夫なのか」との声も出たが、落合GMは「(駄目なら)そんなルールはなくさないといけない。これで(問題となって野球協約を)変えられるんだったら一歩前進だよ」ときっぱりだ。

 

 この件についてNPBの担当者は「落合GMはユニホーム組ではないし選手が強要されたものでなく、双方の間にトラブルが起きていないようなら問題とは捉えていません」との見解を示し、ひとまず決着。別の野手は「野球協約に引っかからないとなれば、松井佑がうらやましいですね。自分も落合GMからいろいろと教えてもらいたい」と話しており、今後はナインの間からオレ流指導へのラブコールまで起きそうだ。