鶴岡流出のDeNA“渡りに船”?

2014年01月08日 11時00分

阪神入りする鶴岡
阪神入りする鶴岡

 正妻流出も渡りに船だったようだ。DeNAにFA移籍した久保康友投手(33)の人的補償として阪神入りすることになった鶴岡一成捕手(36)が6日、横浜市内で取材に応じ「いろいろなことがある野球人生だなと思った」と話し、巨人へのトレード、FAでの古巣復帰を振り返りつつ「望まれて野球ができる。選手冥利に尽きる。(甲子園の)あれだけの声援の中で試合に出られればすごくいいこと」と3度目の移籍を前向きに捉えた。

 

 ただ、チーム内の反応はというと、新天地へと旅立つベテランとは対照的だ。高田GMは「(補償は)誰が取られても痛い。黒羽根、高城ら残った捕手でやっていくしかない」と話したものの、現場の首脳陣からは「鶴岡は投手のレベルに合わせたリードができない。強気に内角を要求して本塁打を打たれる場面も多かった。逆に弱気になれば外角一辺倒になる」との声も。それどころか、球団幹部の中には「まさか鶴岡を取るとは…。ベテラン捕手が3人になって阪神はどうするんだろう」と藤井彰人(37)、日高剛(36)と合わせて36歳以上の捕手が3人になる阪神のチーム編成を心配する向きまであるほどだ。

 

 鶴岡は昨季も108試合に出場しており、まだまだ元気。引退後のことを考えても巨人、阪神のユニホームを着たキャリアはプラスにこそなれ、マイナスにはならない。

 

 捕手の若返りを図りたがっていたDeNAと捕手の底上げが課題だった阪神、そして日本を代表する人気球団を股にかけることになった鶴岡…。果たして“三方一両得”となるか。

 

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