鷹1位加治屋入寮 宝物は「斎藤和巳コレクション」

2014年01月07日 11時00分

自室のベランダからオバマ大統領の決めポーズをする加治屋

 鷹戦士としての第一歩だ。ソフトバンクのドラフト1位・加治屋蓮投手(JR九州)が6日、福岡・西戸崎の選手寮に入寮した。


 昨季まで嘉弥真が使っていたという214号室を与えられた金の卵が持ち込んだ大小7つの段ボール箱には、これまでずっと大切にしてきた“宝物”も入っていた。


 その宝物とは、「斎藤和巳コレクション」だ。1つ目は色紙。12月4日の入団会見後に関係者を通じて渡された。書いてあったのは「感謝の気持ちを忘れずに」という言葉。JRの寮では「一番、目に入るところなので」と枕元に置いており、ホークス寮でも目に付く場所に置くつもりだ。


 2つ目はDVD。同氏が出演していた年末特番のDVDをテレビ局関係者からプレゼントされた。「休みの日は映画のDVDとか撮りためたドラマを見る。JR九州でも野球やスポーツ番組を録画してたくさん見ていました」というテレビっ子だが、大先輩のDVDは「まだ見てないんですよ」。これから見るのを楽しみにしている。


 9日からはいよいよ新人合同自主トレが始まる。右足の疲労骨折は完治しておらず、永山スカウト部長も「別メニューになると思う」。それでも「痛みを感じることもなくなった」と経過は良好だ。正月は実家でキャッチボールや体幹トレーニングに打ち込んだ。


「少しでも近づいて、いずれ抜けるようにと持ってきた」という「斉藤和巳コレクション」は貴重な発奮材料。「まずは1勝。その積み重ねで2桁勝利も見えてくる」。4年連続の2桁勝利を挙げたかつての大エースの姿を目標に、加治屋はプロ人生を歩み始める。