負けるな!オセゲラ 助っ投大量補強で大ピンチ

2014年01月05日 13時20分

昨季終盤に一軍に昇格すると初登板から3連勝して存在感を示したオセゲラ

 ソフトバンクはこのオフ、FAでは中田賢と鶴岡を獲得し、ウルフ、スタンリッジ、サファテなど助っ人も大量補強している。そのあおりをモロに受けそうなのがオセゲラだ。外国人選手枠の関係から、今季は開幕一軍入りはかなり厳しい情勢だ。それでもチームメートや球団関係者は、オセゲラの人柄の良さを高く評価し、今季の活躍を強く望んでいる。

 

 小林至海外担当兼中長期戦力担当部長が「一番は投手」と話していた通り、このオフは投手を大量補強した。特に外国人投手はスタンリッジ、ウルフ、サファテと日本での実績がある選手を獲得。とはいえ外国人選手の枠は4人。ある球団関係者は「サファテにウルフにスタンリッジでしょう。オセゲラは今年は上で投げる機会もないかもしれないね…」と話す。

 

 状況は極めて厳しいが、それでもオセゲラに活躍してほしいという球団関係者やナインは少なくない。米国の名門UCLAを卒業後、マイナー、独立リーグ、メキシカンリーグを渡り歩いた苦労人左腕は、助っ人ながら日本人選手以上に腰が低く、気さくで明るい性格で、誰からも「あいつはいいやつ」と好かれているからだ。

 

 2013年の本拠地最終戦ではいきなり「あのね」と、中日のバッテリーコーチに就任した達川光男氏の物まねを披露しファンを喜ばせた。自宅近くの商店街では行きつけの店を“はしご”し、すっかり地元に溶け込んでいる。

 

 鷹党の人気は高く、営業サイドは「ペーニャのグッズ『なりきりペーニャ』がすごくヒットしたから、次は『なりきりオセゲラ』だね。今年もモヒカン頭だったらすぐに作ることになる」と話していたほどだ。

 

 13年シーズンが終わり他の外国人選手が次々に帰国する中、オセゲラは「日本の野球はすごく勉強になった。レベルが高いので、十分準備をして今年に備えたい」と一人日本に残って秋季練習に参加。まじめなところもチーム内の支持を集めている。

 

 12年はロン毛、13年はモヒカンでシーズンを送り「新しい髪形は…、次のお楽しみ」と言い残して助っ人の中では最後に帰国の途に就いたオセゲラ。新加入の選手との競争に勝って、開幕一軍の座を勝ち取ることができるか。