ソフトバンク新二軍施設は“ミニ遊園地”

2013年12月27日 11時00分

ファーム本拠地の移転先に決まった筑後市に近接する九州新幹線・筑後船小屋駅

 ソフトバンクは25日、二、三軍のファーム本拠地の移転先を、福岡県筑後市に決定したと発表した。球団側が新球場や雨天練習場などを建設し、2016年からの移転を目指す。

 現在、利用している福岡市東区にある雁の巣球場の老朽化などを理由に8月に公募を開始。球団によれば、5県33の自治体が誘致を表明した。会見した舘賢治取締役(63)は「16年シーズンから本格供与できるか、コストで有利か、がポイントになった」と選考理由を説明した。

 移転先は九州新幹線・筑後船小屋駅近くにある約7ヘクタールの土地。球団が思い描くのは独立採算制のドリーム施設だ。「一からウチが造るものなので、あらゆるアイデアを生かせる。それこそ(一軍を含めたファンサービスの)壮大な実験場のようにもなっていくと思う。面白いものは何でも試したいし、これまでにないエンターテインメントを追求する。練習場は現場サイドの要望を聞いた上で科学的な技術を取り入れた特訓場のようなものにしていくつもり」(球団関係者)

 例えばファンサービス面では「温泉地ですから(球場の観客席に)足湯シートとかね。あとはソファーを置いて席を作ってみたり、テレビで一軍戦の映像などを見られる席とかも面白いかもしれない」(営業関係者)。敷地内にアトラクション設備を置く“ミニ遊園地”プランもあるし、トレーニング面では孫オーナーが楽天・田中や巨人・杉内の投球を再現するマシンの設置を提案。寮生以外も泊まり込みで練習に臨めるように、寮に“簡易ホテル”を作る計画もあるという。