FA流出慣れした西武納会に“別れの流儀”

2013年12月03日 11時00分

【デスクと記者のナイショ話】

 

 遊軍記者:西武の選手って、さすがにFA慣れしてるみたいです。去る側、見送る側の双方で友情の示し方も分かっているようで…。

 

 デスク:だろうな。FA宣言している涌井と片岡が出て行けば4年連続13人目の流出だろ? これだけ毎年同僚を見送れば“別れの流儀”みたいな文化ができても不思議じゃない。


 記者:まさにその通りで28、29日に神奈川・箱根で行われた選手会納会で涌井、片岡から湿っぽい別れのあいさつなどは一切なかったようです。出席したナインの一人は「そんな、しんみりしたムードになるわけないじゃないですか。他球団に移籍したって仲間であることに変わりはないんですから。出て行くかどうかは会社(球団)と個人の問題。残る人はその人の人生の決断を尊重するだけです」と、ここ4年間の納会で会得した“ライオンズナインの流儀”を明かしてくれました。


 デスク:たとえ移籍を決めていてもFA選手は選手会納会までは決断を表明しない、送るナインも余計な詮索はしない、か。大人だな。


 記者:選手にしてみれば必要以上に引き留める姿勢のない球団や親会社を批判してみても何も変わらない。それよりもFAを取得した時に他球団から請われるぐらいの選手になれ、というメッセージが脈々と受け継がれてるんですよ。だから3年前のオフにソフトバンクに移籍して今は窓際に追いやられている細川に対しても「一度は誠意を尽くされて必要とされたんですから、そこの決断に関しては後悔はないでしょう」(前出ナイン)と冷静に分析しています。


 デスク:やっぱり大人だよ、西武の選手は。