中田賢の古巣・中日はエールついでに“欠点”指摘

2013年11月30日 16時00分

 中日からFA宣言し、ソフトバンク入りを決断した中田賢一投手(31)に、古巣・中日が“新天地で頑張れコール”だ。

 

 ドラゴンズ側には出て行く者に対する冷たい空気は全くない。西山球団代表は「中田君の意思を尊重するというのが私も(落合)GMも最初からの考え。残っていただきたい選手で残念という気持ちがないわけではない。でも彼の人生だから。すっきりした気持ちで送り出したい。来季の大活躍を祈っています。良い仕事をしてくれるんじゃないかな」と話した。

 

 球団首脳の1人は「ソフトバンクでの成功法」としてフォーム改造を勧める。「中田は投げる時に頭を大きく動かす欠点がある。だから微妙に狙ったところから外れてしまう。特に走者がいると余計。なかなか変えるのは難しいが、それさえ直せば、すごい投手になる」。中田賢は球に勢いがあり、後半になればなるほどスピードが出るなど抜群のスタミナを誇る一方で、制球に難があり、安定した成績を残せなかった。落合GMは監督時代に「暴れ馬」のニックネームをつけたものだが、鷹ではその異名からの“卒業”に挑戦すべきというのだ。

 

 さらに、精神面でも考え方を変えた方がいいとのアドバイスも。「中田は生真面目な性格からなんだろうけど、1点を惜しんで大量失点というケースが多い。1点ぐらいやっても良いと思って投げればもっと違う結果が出るはず」(チーム関係者)

 

 リーグが違うとはいえ交流戦では戦うライバル。そんなことは分かっていても中日サイドはソフトバンクでの活躍を期待してしまう。中田賢の人柄を良く表している。