落合GM“オレ流転換”ファンサービスに本腰

2013年11月25日 16時00分

ファン獲得に本腰を入れる落合GM

 中日・落合博満GM(59)が“ファン獲得作戦”に動き出す。2004年から8年間にわたって指揮を執った落合GMは「勝つことが最大のファンサービス」と公言してはばからなかったが、GMへと立場が変わった今は「やっぱり監督をやっていた時のようにはいかない。GMなりのファンサービスをやっていくよ」と一念発起。激減している観客動員のテコ入れを断行する考えだ。

 

 落合GMは周囲に「オレはファンサービスのプロじゃないんだから、その専門の人をウチに呼んで来て、やってもらうのがいい」とプランを明かしている。専門家の招聘には「人脈がものすごく幅広い森(繁和)ヘッドコーチのツテを使って落合さんは呼ぼうとしている」(球団関係者)という。

 

 芸能人を呼んでの応援サポートやナゴヤドームに特別な仕掛け、特典をつけたりするサプライズ企画などが考えられるが、周囲はまさかの“オレ流方針転換”に「それにしても監督からGMへと立場が変わると、こうも変わるとは…」と驚くばかりだ。

 

 ここまで落合GMが躍起になるのも球団の赤字が深刻だからだ。今季の中日の観客動員は主催72試合で199万8188人。200万人割れは1995年以来、18年ぶりで、ナゴヤドームでは初のことだ。白井オーナーも中日OB会のあいさつで「一番残念だったのは(12年ぶりの)Bクラスになったことだけど、それ以上にナゴヤドームのお客さんの数がものすごく減っちゃったこと。これは不信任案をつきつけられたようなもの。何とかしなくちゃいけない」と発言し、ある球団首脳も「ファンに何もしなくて黙っていても、お客さんが入った時代ではない」と現状を危惧している。

 

 ここまで契約更改で選手年俸の総額8億円超を削減してきた落合GMだが、次の大仕事は有能な“ファンサービスコーディネーター”をゲットしての観客動員増だ。