井川 課題山積みの3回KO

2012年06月30日 12時00分

 汚名返上失敗だ。オリックス・井川慶投手が29日のロッテ戦で今季2度目の先発マウンドを踏んだが、3回3失点KOで2戦2敗となった。
 86球のうちボールが34球。井川が「何とか粘り強く投げたかったんですけど、制球に苦しんでしまいました」と振り返ったように、ストライクゾーンで勝負することができなかった。初回に2四球で二死満塁、2回も死球と暴投などで二死二、三塁の大ピンチ。いずれも何とか無失点でしのいだ。

 しかし、正式契約が開幕直前で5月9日の初登板では右太ももの張りで4回途中で降板。思うようなトレーニングができていない。スタミナ面に大きな不安を抱えているだけに、制球難で投球数を増やしてしまったことが大きなダメージとなってしまった。

 3回一死から先頭打者に四球を与えると角中に外角低目の133キロ直球を左中間に弾き返されて1点目。さらに、二死二塁から大松に138キロの高め直球を右翼線に弾き返されて2点目。続く里崎にも直球を右前適時打になれて3点目も失った。

 ロッテは試合前ミーティングで井川について「球速以上に球威がある」と警戒していた。確かに2回までに直球を捉えられたのは1度だけだったが、3回はいずれも直球を痛打された。

 阪神時代の2003年にセの最多勝投手となった輝きを取り戻せるか。スタミナ、制球力と克服すべき課題は山積している。

 

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