ソフトボール女子日本代表の新ユニホーム発表会が22日にオンライン上で行われた。

 新ユニホームは「日の丸を背負う覚悟や日本を象徴する赤、再び昇る太陽」をイメージしており、機能性と通気性が抜群で動きやすい構造になっている。

 宇津木麗華ヘッドコーチ(57)は「すごくシンプルで強そうで、本当にワクワクしている。私も初めて見たが、本当にこのユニホームを着て試合に勝てるのではと思っています」と絶賛。主将の山田恵里外野手(36)も「個人的に赤が好きですし、勝負カラーなのでその赤いユニホームで戦えるのはすごくうれしい」と笑みを浮かべた。

 しかし、新型コロナウイルス感染拡大の影響で今日開幕するはずった東京五輪のソフトボール競技が来年に延期に。強化体制の変更を余儀なくされた。矢端信介強化副本部長兼チームリーダは「11月の中旬から代表の動きがスタートする。その後12月に1次~3次までの強化合宿を予定している。年が明けて、2021年の3月に第4次国内強化合宿を行う。来年の1月、2月には海外1次、2次合宿を予定している」と明かしたが、コロナ禍の状態によっては変更が生じる可能性があるという。

 宇津木監督も「協会を通じて選手一人ひとりの現在の状況と練習の状況とかを把握しながら、自分自身も考えている。日本リーグは本人(が所属)のチームに任せている。自分は直接(指導)できないので、不安な部分は多い」と複雑な心境を吐露する一方で、金メダルが期待される競技の一つであることから「いろんな力を借りながら解決していきたい」と前向きな姿勢を示した。