藤浪2年目で異例の選手グッズ登場

2013年10月31日 11時00分

笑顔を見せる藤浪(左)。右は鶴直人

 阪神・藤浪晋太郎投手(19)が来年度、下敷きやストラップなど球団の定番グッズすべてに登場することが内定した。チームで、その役割を果たせる選手は5人程度。そんな“虎の神5”入りを2年目で成し遂げるのは異例という。ルーキーイヤーの今季は10勝6敗と活躍した藤浪だが、来季はグラウンド外でも球団に大貢献しそうだ。

 

 29日、秋季練習に参加した藤浪は、ランニングや約30メートルでのキャッチボールなどで汗を流した。シーズン終了後、投球を行うのはこの日が初めてだったが「(疲労は)感じないですね。軽くしかやってないので」と涼しげな表情で話した。2年目に向けて徐々に、といったところだ。

 

 球団は、そんな藤浪に来季はグッズ売り上げでも“フル回転”してもらうつもりでいる。阪神は下敷きやストラップ、サインボールなどといった定番グッズすべてが製作される選手を、オフの間に5人ほど選ぶ。いわばチームの人気を支える“虎の神5”と言ったところだが、そのメンバーに藤浪が入ることが内定したのだ。

 

 ある営業関係者が、こう力説する。「このメンバーに、2年目の選手が選出されるのは異例中の異例。(球団が)選手グッズを今のように大きく展開するようになってからは最速クラスです」。ちなみに、2007年に新人王を獲得した上園啓史投手(29=現楽天)でも2年目の“選抜メンバー入り”は果たしていない。

 

 来年度の“虎の神5”には藤浪のほかに能見、鳥谷、西岡、新井貴の選出が有力視されている。もちろん、グッズの売れ行きは、その選手のグラウンドでの活躍に大きく左右されるだけに営業サイドにしてみれば、2年目・藤浪のさらなる飛躍を確信しての抜てき。これも期待の大きさの表れだ。