篠田〝2悲弾〟…サファテは復活投

2012年06月28日 12時00分

 27日の巨人戦(マツダ)、広島は石原が2打点を挙げるなど必死の追い上げを見せたが、あと一歩及ばず2—3で敗戦。だが、8回には不調で二軍降格していたサファテが1か月ぶりに登板。1回無失点の好投で復活をアピールした。

 先発・篠田が巨人打線の一発攻勢に泣いた。約2か月ぶりの一軍復帰戦となった左腕は緩急を生かした投球で3回までを零封と幸先のいいスタートを切ったはずだった。しかし、1点リードの4回、先頭の坂本に甘く入った変化球を左翼スタンド上段に運ばれるソロアーチを浴びて同点に追いつかれると、5回には二死三塁のピンチで長野にまたしても左翼スタンドへの2ランを浴びて逆転を許してしまった。

 二軍で結果を残しチャンスつかんだ左腕に対し、大野投手チーフコーチも「右打者のアウトコースのコントロールが良くなったということなのでそれができるかどうか」と期待を寄せていたが、2本の本塁打はいずれも右打者に打たれてしまった。

 しかし、上位浮上に向けて明るい材料もある。不調のため戦線離脱していたサファテがこの日から一軍に合流し、8回には登板を果たした。4番・村田を154キロの直球で二直、阿部を147キロの直球で遊ゴロに仕留めると最後は高橋由を142キロの直球で左飛に打ち取る完璧な内容だった。

 妻の体調不良により米国へ帰国していた期間もあったが「改善の方向に向かっている。心配事が一つ減ったのは大きい。こういうことをやらせてくれたチームには感謝している」とモチベーションも最高の状態だという。

 首脳陣との話し合いで「どこでもというのは本人も理解している」(大野コーチ)とまずは守護神ではなく、終盤を任されることになる。