〝無冠の帝王〟を目指せ武田

2012年06月30日 18時00分

 日本ハム・武田勝(33)が26日の楽天戦に先発し、8回途中2失点で4敗目を喫した。初回に2点を先制されその後は持ち直したが、4月29日の楽天戦で4勝目を挙げて以来2か月近く、勝ち星に見放されている。

 この日も試合後は「勝は責められない」(吉井投手コーチ)と同情的な声が。実際、ここまで13試合に投げ防御率は1・87と安定しているが、なぜか投げる試合では打線が点を取れない。

 そんな武田勝にいっそ〝無冠の帝王〟を目指せとエールが送られた。

「どんなに勝ち星がつかなくてもシーズン通して180イニング投げて、防御率2点台となれば、最高のピッチャーということになる。真のエースになるためには、ここを乗り越えてほしい」(吉井投手コーチ)

 武田勝自身は、昨年も5試合連続で打線が無得点の状況を体験した。この日の試合後も「帰って、野球ゲームで自分に勝ち星をつけるのだけが楽しみですね」と努めて明るく振る舞ったが、首脳陣は気持ちを切らさないよう、願うばかりだ。